37

今日は37回目の誕生日です。

昨年は母へ感謝を伝えました。
3周り目の人生。
なんだかんだと健康に五体満足生きています。
生まれてきて本当に良かったです。
ありがとうございます。
と。

母はその後1カ月もしないうちにいってしまいました。
最後の笑顔が今でも忘れられません。
そしていまだに寂しく、つらい思いは消えないです。
母を送るということは、じわじわとわかっていくのかもしれません。
そして母もおじいちゃんをなくしたことを、亡くなる直前まで寂しいと語っていました。
人はみなそういうものなのかもしれません。

大好きな曲に

【時は裏切らない】

という歌詞があります。
この部分【時は振り返らない】という風に空耳します。
正確に言うと、音の並びでそういう風にもとれるなぁと考えてしまうのです。
あの方の作詞だから、少し狙ってるんじゃないかなと思ったりもします。
空耳するたびに、時間についての勘違いに気付かされます。

振り返るのは自分。
時間は絶対に戻らない。
私はともすれば母にもう一度会いたいと思ってしまいます。
母の病気の前に戻って、診断を受けるよう伝えたいと思ってしまうのです。

そしてできない事実に絶望感を抱きますがそれは勘違いです。

時間は絶対にもとには戻らない。
進むしかないのです。

先日仕事(カメラマンをしています)で大ミスを犯しました。
立ち上がれなくなり、絶望のどん底で嗚咽しました。
フリーランスでやっている以上、すべて自分の責任になります。
しかし仲間の声に助けられ、結果消してしまったデータ復元することができました。

その時も思いました。

どんな後悔も意味はない。

後悔は反省へ。

そして何より最善を尽くせ。

と。

今を生きる。
旅するように。

 

37歳。
人生で一番楽しい歳にしたいと思います。
宜しく。