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『equal』

CHAGEさんのequalを聴いて感じたこと

 

この歌は本当につながりを感じる歌詞と、

何処までも透明なCHAGEさんの声に感動が止まらなくなる。

equal、イコールという題名は、

一番最初は『同じ』という意味で捉えていた。

でも何度も聴いてくると『&』というキーワードも隠れてるんじゃないか?

ASKAさんのことや、CHAGEさんのおかれている状況。

 

すべてを選んだのは僕と君。

君と僕。

 

何も構えず最初に聴いたらファンに対しての問いかけのような。

いつでも一緒だよという宣言のような。

『共有』というキーワードで輪郭をはっきりさせる現状の不安感。

それでもやっぱり選んだのは僕と君。

君と僕。

 

二番に入ると結構絶望的に感じる歌詞。

行き場をなくした気持ちが、

CHAGEさんの声にだけ救われてるような。

でも閉じ込められた場所でやっぱり気がつく。

僕は君を選んだ。

そして君は僕を選んだ。

 

最後の救いは自分で選んだというところに行き着いて、

そうだろう?

という問いかけの向こうに、

そうだよ!

と答えてくれるファンの姿が見えて終わる。

 

松井五郎さんの歌詞は本当に色んな複線が一杯で、

何処までも続く自問自答のようになる。

辛くなってしまうはずの気持ちを、

CHAGEさんの声とメロディが消化してくれる。

 

さて。

隠れているキーワード。

『&』

それはまさに『equal』からの気付き。

『=』

数式で出てくるあれ。

思えば&って足し算のときにも使うよね?

ってとこで繋がった線。

=の先にあるのはいつも『Answerr』

 

『A』

 

この瞬間『僕』はCHAGEさん

『君』はASKAさんという捕らえ方でも聴けることに気がついたのです。

張り詰めてきた弦をほどく。

それは両側のど真ん中から引っ張りあっていたもの。

解けたことで景色が突然変わる。

周りは突然騒々しくなったり、

それでもまぜあう一つに自由を用意して、

道の終わりはまだここじゃない。

equalの先は答え。

Aはアルファベット最初の文字。

スタートなんだ。

ASKA

Answer

答えが見つからないけど、

道は終わらない。

僕は君を選んだ。

僕は君を選んだ。

そうだろう?

 

捕らえ方でいろんな表情を見せる『equal』ですが、

最後に出てきた答えは君と僕の違う呼び方。

 

君&僕=僕ら

 

C&A=僕ら

 

 

 

僕らの音楽を愛するあなたたち。